冷蔵庫の整理術と節電テクニック
冷蔵庫がゴチャゴチャしていると、何があるのか分からなくなり、食材を無駄にしてしまうことも。さらに、冷気の循環が悪くなれば電気代も余計にかかってしまいます。
そこで今回は、「冷蔵庫をすっきり整理する方法」と「無理せずできる節電テクニック」をセットで解説。実践すれば、冷蔵庫の中が見やすくなり、食費と電気代を同時にカットできます。

<この記事を書いた人>
トシ
子育てと仕事を両立しながら、毎日の家事を効率よく回してきた経験を持つ暮らしのプロフェッショナル。忙しい中でも手を抜かずに美味しいごはんを作り、部屋は常に清潔に保ち、洗濯物もスムーズに片付けてきた。「少しの工夫で家事はもっとラクになる」が信条。実生活で磨かれた時短テクや裏ワザ、節約アイデアを、わかりやすく紹介している。家事の“現場感”がにじむリアルなアドバイスが多くの読者から支持を集めている。
整理の基本ルール:冷蔵庫内に“定位置”をつくる
冷蔵庫の整理でもっとも大切なのは、「何をどこに置くか」を決めることです。
なぜ定位置管理が大事?
- 探す手間が減る
- 同じ物を二重に買わない
- 取り出す回数・時間が短くなり、節電になる
冷蔵庫内の“黄金配置例”
| エリア | 置くべきもの |
|---|---|
| 上段 | 作り置き・ヨーグルト・納豆など軽い物 |
| 中段 | 加工品・チューブ調味料・開封済み商品 |
| 下段(低温) | 肉・魚・生鮮食品(チルド系) |
| ドアポケット | 調味料・飲料(温度変化しやすいため) |
| 野菜室 | 野菜・果物 |
| 冷凍室 | 下処理済み食材・冷凍食品 |
見やすく&取りやすくする収納のコツ
1. 透明ケースやトレーで“引き出し式”に
100均などで手に入る透明ケースを使うと、奥の物まで見やすく、取り出しやすくなります。
2. ラベリングで家族も迷わない
「肉用」「朝食セット」「調味料」などとラベリングしておくと、家族も協力的になります。
3. 縦置きできる容器でスペース効率UP
ポリ袋やパックではなく、縦置きできる保存容器に切り替えるとデッドスペースが減ります。
冷蔵庫に入れない方がいいものリスト
つい入れがちだけど、実は常温保存の方が適している食材があります。
| 食材 | 理由 |
|---|---|
| トマト | 冷えると甘みが減少し、食感も悪化 |
| 玉ねぎ | 湿気で傷みやすくなる |
| じゃがいも | 低温ででんぷんが糖に変化、風味が変わる |
| バナナ | 低温障害で皮が黒くなりやすい |
| はちみつ | 冷えると結晶化しやすくなる |
冷凍庫整理のポイントとおすすめ収納法
冷凍庫は「見えない=使わない=無駄になる」空間。
以下の工夫で、使いやすく変わります。
1. 立てて収納する
冷凍庫は引き出し式が多いため、袋ものは立てて収納すると一覧性が大幅アップ。
2. カテゴリ別に分ける
- 野菜
- 肉・魚
- 調理済みおかず
- ごはん・パン
小さなカゴやジップ袋で分けると便利です。
3. 買った日・作った日を書いておく
冷凍庫の底に埋もれて化石化するのを防ぐため、日付メモは必須です。
冷蔵庫の電気代はどのくらい?
一般的な家庭用冷蔵庫(400L前後)の年間消費電力量はおよそ300〜400kWh。
1kWhあたりの電気代を27円で計算すると…
電気代:約8,100〜10,800円/年(約700〜900円/月)
これを節電テクニックで10〜30%下げることが可能です。
冷蔵庫の節電テクニック【10選】
| テクニック | 節電効果の目安 |
|---|---|
| ドアの開閉回数を減らす | 約10〜15% |
| 熱いものは冷ましてから入れる | 約3〜5% |
| 物を詰め込みすぎない | 約5〜10% |
| 適切な温度設定にする | 約3〜5% |
| 背面や下のホコリを取る | 約2〜4% |
| 日当たりの良い場所に置かない | 約2〜5% |
| 余計な霜を取る(冷凍室) | 約2〜6% |
| 開けっぱなしを避ける | 約3〜10% |
| 古い冷蔵庫は買い替え検討 | 約20〜30%(最新機種比) |
| ドアパッキンの劣化に注意 | 数%レベルのロス |
温度設定の最適解は?
冷蔵室
- 夏:強め(2〜3℃)
- 春秋:中(3〜4℃)
- 冬:弱め(4〜5℃)
冷凍室
- 基本は−18℃が目安(メーカー推奨設定)
温度を1段階下げるだけで、年間数百円の節電効果があるケースも。
定期的にやりたい冷蔵庫メンテナンス
| 項目 | 頻度の目安 | 内容 |
|---|---|---|
| 全体の拭き掃除 | 月1回 | 水拭き→アルコールで除菌 |
| ドアパッキンのチェック | 季節ごと | 劣化・隙間・カビの有無を確認 |
| 裏側(排熱部)の掃除 | 半年に1回 | 掃除機でホコリを吸い取る |
| 霜取り(冷凍室) | 不定期(霜が厚いとき) | コンセントを抜いて自然解凍 |
よくあるQ&A
Q. 冷蔵庫に保冷剤を入れると節電になる?
A. 少量なら効果あり。冷気の安定化・ドア開閉時の温度変化抑制につながる。
Q. 冷蔵庫の中でペットボトルの水を冷やすと邪魔?
A. 2Lペットを2〜3本程度入れておくと、冷気保持に役立つ「蓄冷材」として機能する。
Q. 自動製氷機の掃除って必要?
A. 必須です。カビや菌が繁殖しやすいため、専用洗浄剤で月1回のお手入れ推奨。
買い物・作り置きの工夫で“冷蔵庫ダイエット”
冷蔵庫がパンパンになりがちな人は、買い物や作り置きにも工夫を。
買い物前チェックリスト
- 中身をスマホで撮影してから買い出しへ
- 「冷蔵庫にあるもので作れるメニュー」を優先
- 1週間分の献立をざっくり決めてから買う
作り置きルール
- 「3日以内に食べる用」と「冷凍する用」で分ける
- 容器は統一して重ねやすく
- 冷凍保存前提で味付け濃いめにしておくと便利
冷蔵庫整理におすすめの収納グッズ(100均・ニトリ・無印良品)
| 商品名(ブランド) | 特徴 |
|---|---|
| 透明仕切りケース(ダイソー) | 中身が見やすく、横倒れしにくい |
| 立てる保存パック(セリア) | 縦収納に最適。汁漏れ防止タイプも |
| ポリプロピレン整理ボックス(無印) | 丈夫で統一感が出る。組み合わせも自由自在 |
| 引き出し式トレー(ニトリ) | 冷蔵庫の空中スペースを有効活用 |
まとめ
冷蔵庫の整理と節電は、「ちょっとした工夫」と「継続」がカギです。
今回紹介したテクニックをまとめると:
- 定位置を決めて収納し、取り出しやすさUP
- 詰め込みすぎをやめて冷気の循環を確保
- 季節や環境に応じて温度設定を調整
- 月1の掃除と半年ごとの背面メンテナンスを習慣化
- 100均グッズや冷蔵庫内の見える化で、家族全員が使いやすく
食費・電気代・時間の節約につながる冷蔵庫管理。
今日から始めて、ムダなくスマートな暮らしを目指しましょう!