キッチン・料理の悩み

油の処理、どうしてる?固める・吸わせる・再利用まで徹底ガイド

yonemura

「天ぷらの後の油、どうやって捨てればいいの?」
「そのままシンクに流すのはダメって聞いたけど、じゃあどうすれば?」
「捨てるのはもったいないから再利用したいけど、衛生面が心配…」

揚げ物のあとに避けて通れないのが「使用済み油の処理」。
実は、家庭での油の誤った処理が水道管の詰まりや環境汚染の原因になることも。

この記事では、油の捨て方・再利用・処理グッズ・地域回収・環境への影響まで徹底的に解説
誰でも安全・簡単にできる処理方法を選べるよう、比較表や具体的な手順付きでお届けします。

<この記事を書いた人>
トシ
子育てと仕事を両立しながら、毎日の家事を効率よく回してきた経験を持つ暮らしのプロフェッショナル。忙しい中でも手を抜かずに美味しいごはんを作り、部屋は常に清潔に保ち、洗濯物もスムーズに片付けてきた。「少しの工夫で家事はもっとラクになる」が信条。実生活で磨かれた時短テクや裏ワザ、節約アイデアを、わかりやすく紹介している。家事の“現場感”がにじむリアルなアドバイスが多くの読者から支持を集めている。


油の正しい処理が必要な理由

排水に流すのは絶対NG!

「液体だし、水と一緒に流せば大丈夫でしょ…」と思いがちですが、それは大きな誤解。

  • 冷えると固まり、配管詰まりの原因に
  • 微細な油でも水質を汚染し、環境への悪影響
  • 下水処理場の負担を増やし、処理コスト増加にも

家庭で1回使った油(約300ml)でも、魚1万匹分の命に影響を与えると言われています。


油の処理方法は大きく3種類

方法特徴おすすめ度
固めるゼリー状にして燃えるゴミへ◎ 手軽&安全
吸わせる紙・布・市販パッドなどで吸収○ 少量向き
再利用繰り返し使う or 別料理に活用△ 衛生管理に注意

どの方法も一長一短があるため、使用量・キッチン設備・家庭スタイルに合わせて選ぶことが大切です。


方法①:固める|最もメジャーな処理法

手順(油400mlの場合)

  1. 火を止めて、油が80℃以下に冷めた状態にする
  2. 市販の**油凝固剤(1包)**を入れてよく混ぜる
  3. 常温で冷やし固まったら、スプーンなどで取り出して新聞紙に包む
  4. 可燃ごみとして捨てる(地域ルールに従う)

メリット

  • 汚れずに処理できる
  • においが広がりにくい
  • ゴミ出しが簡単

デメリット

  • 市販品を毎回買うコストがかかる
  • 固まるまでの冷却時間がやや必要

方法②:吸わせる|少量油に最適!

手順(フライパンに残った油程度)

  1. 油が冷めてから、キッチンペーパー・新聞紙・古布を詰めた袋や紙パックに注ぐ
  2. 口をガムテープなどでしっかり閉じる
  3. 可燃ごみとして処分する

メリット

  • 家にあるもので代用可能(コスト0円)
  • 少量なら即座に処理できて便利

デメリット

  • 大量の油には不向き
  • 油が漏れないよう慎重に包む必要あり

方法③:再利用|料理やリサイクルに活かす

再利用の目安

  • 同じ食材・短時間使用で3〜4回が限度
  • 色が濃くなったり、泡が立つ・においがする時はNG

再利用の方法

方法活用例
再度の揚げ物にコロッケ・唐揚げなど味が濃いものが向く
炒め油として使用野菜炒め・チャーハンなど風味を活かす料理
石けん・ロウソク作り手作り派向け(廃油活用グッズが必要)

保存方法

  • 漉し器+ペーパーで不純物を除去
  • 冷暗所で密閉して1週間以内に使い切る

【比較表】3つの処理法まとめ

項目固める吸わせる再利用
処理の手軽さ
コスト△(市販剤使用)◎(自宅の資源)
油の量の適正中〜多量向け少量向けきれいな油限定
衛生面
ごみ処理のしやすさなし(再利用)

【地域別】廃油リサイクルに出すという選択肢

一部の自治体やスーパーでは、廃食用油の回収・再資源化を行っています。

回収された油の活用先例:

  • バイオディーゼル燃料(BDF)
  • 工業用せっけん
  • 飼料・肥料への再加工

回収場所例(地域による)

  • スーパーマーケット(イオン、コープなど)
  • 環境センター・資源回収ステーション
  • 学校・自治体指定のエコ拠点

注意点:

  • 回収対象は植物油のみが基本
  • 動物性油(ラードなど)や劣化油はNG

おすすめ油処理グッズ3選

商品名特徴価格帯
日清「固めてポン」定番。少ない油でもしっかり固まる150〜300円(4包)
オイルポット(活性炭フィルター付き)再利用向き。揚げカス除去も◎1,000〜3,000円
グリストネット吸収パッドフライパンの油もすぐ吸収300〜500円(10枚入)

【失敗談】油を流して排水詰まり…修理費が大変!

筆者の知人は、少量の油を「まぁ大丈夫だろう」と毎回シンクに流していたところ、
半年後に排水管の詰まりで業者呼び出し&出費15,000円超えという痛い経験をしたとのこと。

排水管の内部には油が層のようにこびりつき、そこにゴミが絡みついて完全に詰まっていたそうです。

「少量なら大丈夫」という油断が、まさかの高額トラブルに。
その後は、凝固剤と吸収パッドを使い分けるようになり、再発はゼロだそうです。


油処理に関するQ&A

Q. 調理後のフライパンに残った少量の油はどうすれば?

キッチンペーパーで拭き取って捨てるのが最も簡単&安全です。

Q. 固める剤がなくても処理できますか?

→ はい。新聞紙や紙パックに吸わせれば代用可能です。ただし、漏れには注意!

Q. 油の再利用って本当に安全?

→ 適切に濾過・保存すれば短期間(1週間以内)なら可能ですが、加熱による酸化が進んだ油は健康にも影響が出るので注意しましょう。


まとめ|油の処理は「安全・衛生・環境」の三方良しで!

揚げ物をした後の油、
「なんとなく」で処理していませんか?

  • 固める → 安全で手間いらず
  • 吸わせる → 家にあるものでエコ処理
  • 再利用 → 節約+調理に応用可(ただし慎重に)
  • 回収に出す → 環境にやさしい選択肢

たかが油、されど油。
キッチンのちょっとした配慮が、環境・家計・健康すべてを守る一歩になります。

次に揚げ物をしたときは、ぜひこの記事で紹介した方法を試してみてくださいね。

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