賃貸住宅の床に突然水たまりが…階上からの水漏れ?管理会社・保険・応急処置の完全ガイド
ある日突然、床が濡れている…それ、水漏れかもしれません
「朝起きたら、フローリングがビショビショに」
「天井からポタポタ音がする」
「水のシミが壁に広がっている…」
そんな恐怖の瞬間に直面したら、冷静ではいられませんよね。
とくに賃貸住宅では、原因が上の階にある場合も多く、責任の所在や対応範囲が非常に分かりづらいものです。
本記事では、以下のような疑問にわかりやすくお答えしながら、水漏れトラブル発生時にやるべきことをステップ式に解説します。
- 「これは上の階のせい?それとも建物の老朽化?」
- 「管理会社と連絡が取れない…どうすれば?」
- 「家具や家電が濡れてしまった場合の補償は?」
保険・法律・修繕・応急処置・家財の補償まで、
暮らしの不安を取り除くための完全ガイドとしてご活用ください。

<この記事を書いた人>
編集長ごんぞう
生活情報を収集・発信するのが趣味で、20年以上にわたり生活雑誌・ウェブ記事・ニュースなどから日々情報をインプット。暮らしの中の「役立つ情報」を集めるのがライフワーク。ライター陣とともに、幅広いジャンルの情報をわかりやすく整理して発信しています。
水漏れが起きたとき、まず確認すべき「6つのポイント」
1. 水の発生場所(天井・壁・床・窓周辺)
→ 原因の特定に直結します。
2. 水の状態(色・臭い・量)
| 状態 | 原因の可能性 |
|---|---|
| 無色無臭の水 | 給水管の破損、上階の生活排水 |
| 茶色く濁った水 | 錆びた配管からの漏れ、雨水混入 |
| 強い臭いがある | トイレ・排水口まわりのトラブル |
3. どの時間帯に発生したか
→ 上階の生活サイクルと照合することで、**人的要因(風呂・洗濯・台所など)**が特定できる場合も。
4. 建物の構造(鉄筋コンクリートか木造か)
→ 水の伝播の仕方が異なるため、管理会社が判断する材料になります。
5. 周囲に被害が及んでいないか
→ 床だけでなく下階への影響や電気系統にも注意!
6. 火災報知器やブレーカー周辺に異常はないか
→ 感電・漏電の危険もあるため要確認。
ステップ1:まずは「管理会社または大家」に連絡を!
● 連絡のポイント
- 「いつ」「どこで」「どのくらい」の被害かを簡潔に伝える
- スマホで現場の写真や動画を送れるとベスト
- 応答がなければ「緊急連絡先」や「建物の掲示板」などを確認
ステップ2:原因が上の階の住人だった場合はどうなる?
● 原因の例
- お風呂の水をあふれさせた
- 洗濯機の排水ホースが外れていた
- トイレの配管トラブル
● 責任の範囲は?
- 上の階の住人の過失がある場合
→ 相手側の個人賠償責任保険が適用されることも - 建物側の老朽化・設備の劣化が原因の場合
→ 管理会社または大家の火災保険から対応される
📌 どちらにせよ、まずは管理会社経由で事実確認が必要!
ステップ3:自分の保険(借家人賠償・家財保険)も活用しよう
● 借家人賠償責任保険
- 契約中の物件に「損害を与えた」場合に補償
- ※加害者になってしまったときに使う保険
● 家財保険
- 家具・家電・衣類など「室内の持ち物」が水濡れで破損した場合に補償
- → パソコン、ソファ、ベッドなど対象
📝 重要:保険証券を確認し、補償対象・限度額を早めに把握しておくこと!
ステップ4:応急処置のやり方(被害拡大を防ぐ)
| 応急処置 | 詳細 |
|---|---|
| タオル・新聞紙で水を吸い取る | 水が広がるのを防ぐ |
| 家具を移動 | 濡れた部分に接触しないように |
| ブレーカーを落とす(異常があれば) | 感電・漏電防止 |
| ビニールシートを敷く | 2次被害の防止に |
ステップ5:修繕や補償の範囲はどこまで?トラブル防止の交渉術
● よくあるトラブル
- 「上の階の人が謝らない」
- 「管理会社が対応を先延ばしにする」
- 「修繕費の負担が明確にされない」
● 対処のポイント
- 感情ではなく“記録”で話す(写真・会話のメモ)
- 会話内容は日付つきでメモしておく
- 保険会社の担当者を交えて話を進めるとスムーズ
ステップ6:管理会社が対応してくれない場合は?
● 地域の消費生活センターに相談
消費者ホットライン「188」へ電話すると、最寄りのセンターに自動転送されます。
● 賃貸トラブル専門の弁護士相談(初回無料のところもあり)
- 契約内容に反した対応(修繕義務違反など)への対応が可能
- 内容証明郵便などのアドバイスも受けられる
実際の体験談・トラブル例
| 被害 | 原因 | 補償の内容 |
|---|---|---|
| リビングの床に水たまり | 上階の風呂の水が溢れた | 上階の住人の賠償保険で修繕+家財一部補償 |
| クローゼットの中が水浸し | 給水管の破損 | 建物の火災保険で対応、大家負担 |
| トイレの壁から水が滲む | 外壁のひび割れから雨水侵入 | 建物側の対応、修繕まで1ヶ月要した |
水漏れを未然に防ぐには?入居時にできるチェック項目
- 天井のシミや壁紙の浮きがないか
- 換気扇周辺にカビが出ていないか
- 隣室・上階の生活音が極端に響く構造ではないか
- 契約時に「保険の内容」を把握しておく
- トラブル時の管理会社連絡先をスマホに登録しておく
まとめ:水漏れは「初動」がすべて!冷静な対応と証拠の記録が安心につながる
✅ まずは現場の記録(写真・動画)を残す
✅ 管理会社または大家へすぐ連絡
✅ 原因をはっきりさせる(上階 or 建物側)
✅ 保険(自分/相手)で対応範囲を確認
✅ 感情的にならず、冷静に記録と証拠で交渉
水漏れは突然起こるからこそ、「備え」と「知識」が安心を生みます。
いざというとき、自分も家族も守れるよう、この記事をブックマークしておきましょう。