近年、日本の夏は“猛暑”という言葉が当たり前になってきました。特に35℃を超えるような真夏日が連続する時期には、体力が奪われ、熱中症のリスクが高まるだけでなく、睡眠不足・集中力低下・免疫力の低下といった“隠れダメージ”も蓄積していきます。
この記事では、**気温35℃を超えるような猛暑日に「体調を崩さず乗り切るための10の習慣」**を中心に、家庭での工夫・外出時のポイント・食生活・睡眠対策などを網羅的にご紹介します。
<この記事を書いた人>
ポポネ
天気や季節ごとの暮らしの工夫に興味を持ち、趣味で10年以上気象や生活情報を収集・発信しています。毎日の料理も楽しみのひとつで、家庭料理のレシピやキッチンの便利アイテムを試すのが日課。自らの体験をもとに、ちょっとした工夫で快適になる暮らしの知恵をお届けしています。
習慣①:室温28℃+湿度60%の「快適ゾーン」を死守する
- エアコンの冷房設定温度は27〜28℃が理想
- 除湿器やエアコンの「ドライモード」で湿度60%以下をキープ
- サーキュレーターで空気を撹拌することで冷房効率アップ
➤ ワンポイント
湿度が高いと同じ28℃でも不快感・熱中症リスクが大幅に増加します。湿度管理は「体感温度の鍵」。
習慣②:冷房の効いた屋内でも「首・足元」を冷やさない
- 足首・手首・首元を温めると血流が保たれやすい
- 冷房病・内臓冷えを防ぐにはレッグウォーマーや薄手ブランケットが有効
習慣③:外出時間は「朝7〜9時」「夕方17時以降」が基本
- 11時〜15時は最も暑く、熱中症リスクが高いため極力外出を避ける
- 通勤・通学・買い物は朝か夕方に集中させるスケジューリングを
習慣④:日傘・帽子・冷感タオルの“3点セット”を携帯
- 日傘は遮光率99%以上のUVカット仕様が理想
- 首にかける冷感タオルは熱中症対策にも効果的
習慣⑤:水分は「1日1.5~2.0リットル以上」+塩分も忘れずに
- こまめに少量ずつ摂るのがポイント
- スポーツドリンク・経口補水液・味噌汁なども有効
- カフェイン・アルコールは利尿作用がありすぎるため控えめに
習慣⑥:1日3食+夏バテ防止の栄養バランス
| 食材例 | 効果 |
|---|
| 豚肉・納豆 | ビタミンB群で疲労回復 |
| 梅干し・味噌 | 塩分補給と整腸作用 |
| トマト・きゅうり | 水分・ミネラル補給に◎ |
| おくら・モロヘイヤ | ネバネバ食材は胃腸にやさしい |
習慣⑦:夜の快眠ルーティンを確立する
- 寝る90分前の入浴(38〜40℃)で深部体温を下げて入眠促進
- 寝具は通気性の良いリネン/タオルケットに切り替える
- 冷感マットやアイス枕で“頭寒足熱”の状態を作る
習慣⑧:スマホで「暑さ指数(WBGT)」をチェック
- 気温・湿度・日射量を総合した熱中症リスク指標
- 気象庁/環境省の公式アプリ「熱中症警戒アラート」を活用
- 屋外活動の可否・時間配分の参考にする
習慣⑨:服装は「通気・速乾・冷感」が命
- 吸湿速乾素材のインナーを基本に
- 色は白系・淡色がベスト(黒は熱を吸収しやすい)
- ゆとりあるシルエットで風通しを意識
習慣⑩:日々の疲れを“その日のうちに”ケアする
- 軽いストレッチで血流を促進
- クーラーの効いた部屋では蒸気タオルで首回りを温める
- 冷えすぎ・温めすぎのどちらも避ける「中庸」ケアが重要
まとめ:猛暑対策は“予防の習慣化”がすべて
猛暑は避けられませんが、対策次第でその影響を最小限に抑えることができます。
- 室温と湿度の可視化
- 外出時間と服装の最適化
- 食事と水分の意識的な摂取
- 夜の快眠と疲労回復の工夫
これらを日常の“習慣”として組み込めれば、 たとえ35℃を超える日が続いても、快適かつ安全に夏を乗り切ることが可能です。