エントランスのオートロックをすり抜けられた!住人じゃない人が侵入してきた時の対処法と予防策

gonzo

「オートロックだから安心」はもう古い?現代の集合住宅に潜む“すり抜け侵入者”のリスク

「新築マンションでセキュリティも万全だと思っていたのに…」
「誰かがエントランスに入った瞬間、後ろから人がついてきて一緒に入ってきた」
「オートロックを突破した不審者がエレベーターまで乗ってきていた」

近年、オートロック付きの集合住宅でも、「共連れ」や「なりすまし」などによる不審者侵入事件が急増しています。

特に女性の一人暮らし世帯や小さな子どもがいる家庭では、“エントランスの突破”は命にかかわるセキュリティ問題です。

本記事では、

  • オートロックでも侵入される典型的なパターンと手口
  • 実際に不審者が入ってきた時に取るべき行動
  • 警察・管理会社・住人同士でできる防犯対策
  • 物理的・心理的な侵入防止策(掲示物・防犯カメラ・照明)
  • 法的対応や住民間の連携のコツ

などを詳しく解説します。“何となく不安”を、“具体的な防犯行動”に変えるための総合ガイドとしてご活用ください。

この記事を書いた人>
シャア

学生時代から防災や災害対策に強い関心を持ち、20年以上にわたり情報を収集・整理。防災訓練のボランティア経験や、災害時の避難準備を日常的に実践してきた「防災オタク」。最新の防災グッズや自治体の防災計画まで幅広く研究し、実生活に役立つ防災知識をわかりやすく伝えています。


オートロック付き物件でも侵入される“5つの典型パターン”

手口解説
共連れ(共通連れ)住人がドアを開けた瞬間、後ろからついてくる手法
なりすまし宅配業者・引っ越し業者・清掃員などを装う
住人のふり挨拶して堂々とエントランスを通過する
故意に開けてもらう「鍵を忘れた」と言って第三者に開けさせる
暗証番号の盗み見・突破暗証番号の覗き見、旧住人の番号などを利用

🔍 重要ポイント:どの手口にも「住人の油断」がきっかけになっていることが多い。


ステップ1:不審者を目撃したときの即時対応フロー

● 1. 冷静に距離を取る+自宅に直行しない

  • 不審者とエレベーター・階段で密室空間にならないように避ける
  • 自宅の階数や部屋番号を特定されないように別の階で一旦降りるなどの工夫を

● 2. インターホン・スマホで記録する

  • 動画撮影モードにしながら周囲を録画
  • インターホンが録画機能つきなら、不審者の顔を記録

● 3. 警察への通報をためらわない

「マンションのオートロックをすり抜けた不審な人物がいます。見かけない顔で、挙動も不自然です。」

→ 通報件数が増えることで巡回強化の対象エリアになる可能性があります。


ステップ2:管理会社や大家への連絡時に伝えるべき内容

項目内容
侵入日時・場所「●月●日●時ごろ、エントランスにて」など具体的に
不審者の特徴性別・服装・年齢層・持ち物など
入館方法「住人の後についてきた」「誰かがドアを開けていた」など
映像記録の有無防犯カメラ映像やスマホ撮影の有無を伝える

📌 管理会社には掲示物の設置、暗証番号の変更、防犯強化策の検討を求めることも可能です。


ステップ3:住民としてできる防犯意識の共有・ルール作り

● 共連れを防ぐ基本ルール

  • 「誰かが後ろにいても開けっ放しにしない」
  • 「知らない人と一緒にエントランスを通過しない」
  • 「オートロックドアを開けたら一度閉める意識を」

● 掲示物の活用

内容例効果
「共連れは絶対にしないでください」住人全体への注意喚起
「防犯カメラ作動中」抑止力+心理的圧力
「不審者を見かけたら即通報」通報意識の啓発

ステップ4:物理的な侵入防止策(管理会社に相談可)

対策解説
オートロックの暗証番号変更年1回の定期更新が望ましい
顔認証・カード式への変更共連れを防ぎやすいハイセキュリティ型
モニター付きインターホン設置玄関前の確認強化・映像記録も可
宅配ボックスの内部防犯強化荷物狙いの侵入者を減らせる

ステップ5:侵入後に起こり得るリスクと実例

リスク内容
玄関まで来て不在時を確認空き巣・強盗の下見
郵便物や宅配の盗難置き配狙いの窃盗
エレベーターで接近・声かけ性犯罪・ストーカー行為の可能性も
共用部破壊・落書き器物損壊・迷惑行為に発展することも

実際の事例:オートロック物件での侵入事件と対応

地域内容対応結果
東京都杉並区清掃業者を装ってオートロック突破カメラ映像で逮捕
大阪府堺市エントランスを住人が開けた瞬間に共連れ侵入貴重品盗難、犯人不明
名古屋市宅配便のふりをして中に入る住人の通報で警察が駆けつけ、声かけ警戒強化

ステップ6:警察が動いてくれるケース/動かないケース

ケース対応可能性
映像や音声などの証拠がある動きやすい(巡回・聞き込み・注意喚起)
実害(盗難・器物損壊)があった被害届として正式受理されやすい
「気になるけど、証拠がない」原則として動かない(ただし相談実績にはなる)

👮‍♂️ 警察署ではなく交番や#9110の生活安全相談窓口に連絡するのも有効です。


ステップ7:女性・子ども世帯がすぐにできる防犯アクション

  1. 玄関に防犯ライトや人感センサーを設置
  2. インターホンに録画機能付きのものを追加
  3. エレベーターでは1人にならないよう配慮
  4. ドアスコープカバー+2重ロックの徹底
  5. 「在宅中を装う工夫」(照明・音楽・宅配受け取りタイミング)

ステップ8:再発防止のために、住民間で連携できる方法

方法内容
マンション掲示板に周知事項を定期掲載共連れ注意・通報のお願いなど
住民LINEグループ・掲示板アプリ情報共有+抑止力
防犯委員の設置(大規模物件)定期巡回・報告体制の整備

法的にできること:管理会社・犯人への対応

● 管理会社が無視した場合の措置

  • 管理契約書にある「安全管理義務」を確認
  • 改善されない場合はオーナーや組合に直接要望

● 犯人が判明している場合

  • 住居侵入罪(刑法130条)
  • 軽犯罪法違反(無断立ち入り、つきまとい等)
  • ストーカー規制法(特定人物に向けた継続的接触)

弁護士を通じて内容証明を送る/接近禁止措置を求めることも可能です。


まとめ:オートロックでも安心しない。“入られたとき”に備える知識と行動を

「うちはオートロックだから大丈夫」——それはもはや通用しません。
共連れ・なりすまし・心理的圧力をかけた通過など、侵入者は想像以上に多彩な手口で“ドアの中”へ入り込んできます。

✅ まずは“すり抜け”を目撃したら通報・記録・共有
✅ 管理会社と連携して物理的対策・掲示を進める
✅ 防犯カメラやセンサーなど住戸単位でも強化可能
✅ 住人同士で声を掛け合い、孤立しない・させない
✅ 何よりも「油断しない」意識が最大の防御力

この記事を通じて、あなたの暮らしが“本当に安心できる空間”になることを願っています。

記事URLをコピーしました